ゆざわ商事のブログです。「トコイテ」はゆざわの方言です。意味は「なんちゃって」。
2011年9月19日の記事
2011年9月19日 [月曜日]
金沢の旅・2
1日目のお目当て、ひがし茶屋街に到着です♪
ひがし茶屋休憩館の観光ボランティアガイド「まいどさん」に道案内して頂きましたので、迷うことなく着きました。
江戸時代後期に加賀藩公認の茶屋街として始まり、往時の面影が残る佇まいは、タイムスリップしたかの様です ⇒
国の重要文化財にも指定されている茶屋が、いくつか公開されています!
こちらは「志摩」 ⇒
粋な旦那衆が芸を楽しんだ広間です。紅殻の壁があでやかです(美)
ここで、芸妓が艶やかな舞や三弦などの遊芸を披露していたのでしょうね!
贅を尽くした道具類や芸妓愛用のかんざしなどが並びます ⇒
どれも凝っていて美しい物ですが、一応女性の私はかんざしなどの髪飾りが気に入りました!
金・銀・珊瑚・鼈甲… 素晴らしい ☆☆☆
志摩内を拝見し、外に出てみると…
まぁ綺麗♪ 花婿・花嫁さんが写真を撮影しています ⇒
金沢では婚礼の際に、加賀友禅ののれんに娘の幸せを託し、新しい門出をお祝いする習慣があるそうです。なんと、のれんに加賀友禅とは贅沢(驚)
さて、残暑が厳しく喉が渇いたので、懐華楼カフェさんで 「 美人ゆずスカッシュ 」 頂きました!
グラスに沈んだ特製ゆずシロップを混ぜながら飲みますが、ほんのりとした甘さにゆずの酸味がマッチして、後味が爽やか!
美味しく頂きました ☆☆
さて、涼を摂ったら見学です ⇒
お茶屋さんは今も「一見さんお断り」格調高い雰囲気が感じられます(緊)
各お座敷の畳はすべて草木染めを施した変形畳です。
お茶屋は、訪れる客たちに遊ぶ場を提供する、いわば貸座敷の役割をはたします。客の求めに応じて仕出屋から料理をとり、酒を供し、芸妓を呼ぶなど、遊宴を支える為に様々な配慮をします。
こんな個性的な群青の部屋も旦那衆の好みによるものなのでしょうか?
客も芸妓も共に芸をたしなみ、幅広い教養と技能を培うことで粋を至上とするお茶屋の文化ができあがったのでしょう。
建物もお茶屋特有の粋を感じさせる、優美な特徴を感じます。
お茶屋の2階から外を眺めます ⇒
瓦屋根と紅殻格子(木虫籠=キムスコ)が特徴的で雰囲気をかもしだしています♪
この紅殻格子の特徴で、中からは良く見えるのですが、外からは容易に見えないという、防犯の機能も兼ね備えているそうです。
さて、ひがし茶屋街を堪能しこちらは「 梅の橋 」 ⇒
女川と呼ばれる浅野川に架かる木製の歩行者専用橋です。
少々時間は早いのですが、この橋を渡り、夕飯を予定している主計街茶屋街へ向かいます…
つづく m