ゆざわ商事のブログです。「トコイテ」はゆざわの方言です。意味は「なんちゃって」。
2021年7月19日 [月曜日]
ドラゴンタトゥーの女
最近は雨が多くなってまいりまして、車をもっていない私は家にいることが増えたような気がします。
そんな近頃は、先日購入したパキラのお世話にいそしむ一方で、バジルの栽培に挑戦してみたりと、いわゆる「おうち時間」を有意義にする方法を模索しております。
最近のトレンドは、スマートフォンで映画を鑑賞しながら靴を磨くことです。
仕事用の革靴を1足しか持っていないため、お手入れを欠かしてしまうと、すぐに履きつぶしてしまいそうです。(毎日スーツに革靴でシフト操作をするバイク乗りは全国を探しても少ないのではないでしょうか…)
今回鑑賞する映画は「ドラゴンタトゥーの女」。私は映画にしろ、音楽にしろ、小説にしろ、お気に入りのものを何度もリピートするタイプなので、ほとんど流し見です。笑
ツェッペリンの「移民の歌」のカヴァーver.が流れるOPは、非常にクールで、それだけでも見る価値アリ!
この映画の一番面白いところは、6代目ジェームズボンドとして「強い男」のイメージが強烈なダニエル・クレイグが劇中では終始「弱い男」として描かれている点です。メインヒロインとして描かれる天才ハッカー、リズベットの活躍もさることながら、ダニエル・クレイグ演じるミカエルは、何か意図的なものを感じさせるほどに弱々しく映ります。これが何を意味するのか、視聴者の感性(家庭)が問われているようです…笑
続編と謳われて公開された「蜘蛛の巣を払う女」は個人的には△…
監督はデヴィッド・フィンチャーから「ドント・ブリーズ」等の監督になり(名前は忘れてしまいました)、キャストも総入れ替え!
特にあの個性的でサイコなリズベット役がルーニー・マーラから変わってしまったのはなあ…
しかしネット上の評価では、クレア・フォイのリズベットの方が原作のイメージに寄っているそうですね。
リズベットの駆るCB350カフェカスタムがカッコよかった…
(余談ですが最近ホンダからGB350が発売され、そのクラシックな装いが大人気で、購入者が続出しているとのことです…ほしい…!)
前述のとおり、マッシブな印象のダニエル・クレイグと、か弱い印象のルーニー・マーラの関係性が劇中の役柄と対照的で、面白いと感じていたので…
内容はアクション多めで「ドラゴン~」のようにじめじめとしたサスペンスというよりは、爽快な勧善懲悪のヒーロー映画のような印象です。そういう映画も好きですが。笑
御託うんちくを並べているうちに靴もきれいになりました。かなりの年月を履いているので、樹脂加工された表面にひびが入ってきてしまったり、内側が破れてきてしまったりしています。もっと丁寧に履いてあげないとだめですね。
ブーツやレザージャケット、レザーパンツなど、革製品はお手入れをすればその分応えてくれますし、身体にも馴染んでいくので、好きです。
靴を磨くと心も引き締まるような気持ちになります。
明日からも一生懸命頑張りたいと思います。
やとし