ゆざわ商事のブログです。「トコイテ」はゆざわの方言です。意味は「なんちゃって」。
2011年9月20日 [火曜日]
なべ 太郎
なべ一筋に六十余年、主計町の名店「なべ 太郎」さんです。
なべ 太郎 (たろう)
TEL 076-231-5152
石川県金沢市主計町2-7
12:00から22:00 (要予約)
定休日 不定休
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mプロデュース金沢の旅、さて今夜の宴はこちらの名店に。
風情がある浅野川沿いにある主計町茶屋街にあります。
玄関で靴を脱いで2階の個室「すずらん」の間に通されます。
太郎さんは全個室となっており、お部屋にはコンロの付いたテーブルが置かれています。
メニューは一種類、よせ鍋です。
鱈、 鯛、ふぐ、牡蠣、生麩、白菜、大根、春菊、椎茸、えのき、ぎんなん、竹の子、焼豆腐に、しらたき。
黄金色のお出汁に鶏ササミ肉を最初に投入、お出汁用だそうです。
こちらのお店は仲居さんが鍋のお世話を付きっきりで1から10まで全部やってくれます。
では、宴の始まり、乾杯!
つきだしは裂き身にされたイカの酢のもの。
優しくてまろやか、イカの旨みが良く出ています。
じゃーん!まずは1杯目、盛り付けも丁寧、具材を均等にとりわけて美しい。
では・・・うん、おいしい!
上品だけど力強くて深みのある昆布出汁、うーん、いいですねー!
思わず唸ってしまいます。
1杯目の魚は鱈、丁度食べごろ、柔らかくてとてもおいしい! 絶妙!
魚を変えて2杯目、3杯目と3回に分けて作ってくれます。
調味料は七味唐がらしだけ、しかも太郎さんの特別配合なんだそうです。
こちらのベテランの仲居さんが手際よく、そして大変丁寧に鍋のお世話をしてくれます。
聞けば金沢は9月に底引き網漁が解禁になるので、地元の魚にこだわる太郎さんでは漁の無い5月から8月の期間は懐石料理を提供しているのだそうです。
そしてこちらは「きび餅」です。
こちらも太郎さんならでは。
これはmがとってもお気に入り。
お餅があまり得意ではない私の分もmがペロリ!
そしていよいよ「おじや」作りに。
鍋の残った具を網ですくい、ご飯を投入。
ふつふつと沸き上がる湯気、アクを何度も丁寧にすくい、蓋をずらして炊いていく熟練されたその作業は、見ていて気持ちが良い。
一旦火から下ろし、しばらく蒸らしてようやく完成!
では、いただきまーす!
うん、うまーい!
これは最高、絶品です。
このキャベツのお漬物との相性抜群です。
この後デザートにさっぱりしたアイスをいただきました。
いやー、おいしかったー!
ごちそうさまでした。
そして金沢の旅はつづく・・・。